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施工管理はなぜきつい・やめとけといわれるの?向いていない人や働く人の声までご紹介!

「施工管理」とは、工事がスムーズに進むよう現場の管理を行う仕事のことで、現場監督とも呼ばれています。
そんな施工管理は工事現場において大きな責任を持ち、幅広い業務に携わることから仕事内容がきつい、やめとけといわれることもある仕事です。
仕事の難しさからも施工管理に興味がない人や、なんとなく入ってみたという人では長く続かないことも考えられます。
(仕事に興味がない人、なんとなく入った人が長く続かないのはどの業界、どの仕事においても同じではありますが・・・)

今回は施工管理の仕事できついと言われているポイントや、きつさを上回る施工管理のやりがい・魅力についてご紹介していきます。

施工管理がきつい・やめとけといわれる理由

施工管理がきつい・やめとけといわれる理由は仕事内容の難しさや、現場に足を運んで管理をするため、体力や知識が必要となることなどが挙げられます。
施工管理の仕事は工事の計画から実行を行うため、建造物が完成した際の達成感やものづくりを通して自分自身の成長を感じられる魅力がある一方、計画から実行においては求められることも多く、責任感も必要となります。
そのため責任感のある人、努力を積み重ねられる人、前向きに学べる人でないと続かないことも考えられるでしょう。

今回は施工管理がきつい・やめとけといわれる理由を細かく紹介していきます。

業務が幅広く、責任が大きい

施工管理の仕事は「QCDSE(Quality:品質、Cost:原価、Delivery:工期、Safety:安全、Environment:環境の5つの頭文字を取ったもの)」の全てを管理する必要があります。
どこかひとつでも欠けてしまうと工事の工程が遅れてしまったり、長く安全に使用できる建設物を作ることが難しくなってしまう場合があることからも、常に細かな管理が求められる難しい仕事です。

また、後戻りのできない作業内容も多くあるため、責任も大きいといえます。スキルはもちろん、多くの職人さんの上に立つ仕事のため、現場を束ねる人間性も身に付ける必要があります。

QCDSEについて詳しくはこちらもご覧ください。

QCDSEについて知ろう! 施工管理における優先順位や取り組みを徹底解説

考えるべきこと、学ぶべきことが多い

施工管理は現場で必要とされる知識や資格を身につける必要があります。

現場で作業を行う職人さんの工程や苦労を理解しないと、現場監督はできないため、自分自身も細かい作業内容を理解する必要があるのです。
日々勉強し続けなくてはいけない環境だからこそ成長できますが、ルーティンワークや与えられた業務だけを行いたい人にとってはきついと感じるかもしれません。

工事現場の種類によっても必要な管理方法を検討する必要があるため、身につけた知識を活かして現場に応じた判断が求められます。

体力が必要な場面もある

施工管理の仕事は現場全体を把握する必要があることから、工事現場で職人さんとのコミュニケーションを取り作業の進捗を把握することは必須です。
また、現場によっては朝早い時間帯や夜勤もあるため、生活リズムに慣れる必要があります。
夏の暑さや冬の寒さを感じる環境でもあるため、自分だけでなく職人さんも含めた体調管理が大切になります。

自分の体力を把握し、しっかりと睡眠、食事を取ることで健康に働ける環境を維持することが求められます。

幅広い年齢層の人とコミュニケーションを取る必要がある

施工管理は現場を監督する役割でもあるため、元請会社(お客さま)と打ち合わせをしたり、職人さんに指示を出す必要があります。
現場でトラブルが起きた時にも対応する必要があることから、常に広い視野でコミュニケーションを取ることが求められるでしょう。

うまく指示を出すことができなかったり、意見が伝わらないとコミュニケーションエラーが起きてしまい安全や品質に影響がでてしまう可能性も考えられます。
現場の職人さんたちが働きやすい環境を作るのも現場監督の役割であることから、人と話すスキルを身につけることも大切です。

施工管理に向いていない人の特徴

施工管理は責任の伴う重要な仕事だからこそ、向いていない人の特徴も考えられます。
施工管理の仕事は仕事内容の難易度が高く、やりがいも多いですが、工事を監督するものとしての責任感が必要です。工事に対する知識、判断力や管理能力だけではなく、多くの職人さんに対する気配りや安全に対する意識も求められます。

コツコツ努力を積み重ねていける人、前向きに学んでいける人は自分自身の成長や建造物が完成した際の達成感を通してより仕事が楽しくなります。ですが、自らの業務に興味を持てない人、成長することに楽しみを見出せない人にとってはきつく感じる仕事も多いため、向いていないといえるでしょう。

また、施工管理はコミュニケーションを取らなくてはいけない場面が多い職種です。
ひとりでもくもくと作業をしたい人や、在宅勤務で人と関わりたくない人にとっては向いていないと感じる場面が多いかもしれません。

きつさを上回る施工管理のやりがい・魅力

きついといわれる理由や向いていない人を紹介してきましたが、ここからはきつさを上回る施工管理のやりがい・魅力を紹介していきます。
現場にいることで工事の進捗が目に見えることはやりがいにもつながっているため、現場を見ることが好きな人にとっては仕事の楽しさを感じられるでしょう。

白岩工業の施工管理職で働くやりがいや魅力はこちらも合わせてご覧ください。

施工管理(現場監督)のやりがいや魅力とは?白岩工業での働き方についても紹介!【後編】

ものづくりの達成感

ものづくりを行う仕事の中でも、インフラやビルの工事は大規模であり、同じものを二度作ることはほとんどありません。
特に白岩工業では東京湾アクアラインや羽田空港、上野駅等、渋谷駅の100年に一度と言われる再開発工事など、ここで紹介しきれないほど、多くの工事を手掛けてきました。

工事においては、少しずつ完成に近づいていく工程はもちろん、完成した建造物は地図に残り、何十年も人々が利用します。その時の達成感は、工事現場に携わった人にしか味わえない特別なものになるでしょう。

人の生活を支える仕事

工事現場は多岐に渡りますが、鉄道や道路などのインフラだけではなく、住宅やマンション、商業施設などそのどれもが私たちの生活になくてはならないものです。
そのため、施工管理は社会貢献性が高く、人の役に立っているという実感を得られる仕事だといえるでしょう。

自分自身の仕事が人々の生活の豊かさへ直結していることが感じられる仕事です。

自分自身の成長につながる

施工管理で得た知識やスキルは自分自身の成長に大きくつながります。
白岩工業の施工管理は若手のうちから「現場の経営者」として、現場に関わる職人さんの安全管理などのマネジメント、品質管理、コスト管理など「ヒト・モノ・カネ」のすべてを管理する仕事になります。

大きな責任が伴う難しさもある仕事だからこそ、スキルや知識だけではなく、人間的にも圧倒的に成長することが可能です。

白岩工業の施工管理に向いている人の特徴

上記でご紹介した通り、施工管理の仕事は責任が大きく、業務内容も幅広いためかんたんではありません。一方で、仕事の達成感は大きく、自らの成長を日々感じることができる仕事となります。
責任感を持って前向きに業務に取り組める方、コツコツ努力を積み重ねることができる方は、自分自身の成長や建造物が完成した際の達成感を感じられるため、施工管理に向いているといえます。

だからこそ、白岩工業では「採用と教育で日本一のサブコン」という採用コンセプトを定め、成長意欲を持った方、前向きに業務に取り組む方が仕事を好きになり、成長できる環境づくりを目指しています。

採用コンセプトを始め、私たちの採用や教育への考えに共感してもらうために、求める人物像も明確に設定しています。
白岩工業では求める人物像として以下の5つを掲げています。

01.人として当たり前の事を大切にできる人
02.20代のうちから圧倒的に成長したい人
03.チャレンジ精神を持った人
04.自分自身を変えたいと思っている人
05.白岩工業の会社理念やビジョンに共感し、共に日本一を目指してくれる人

求める人物像について詳しくはこちらも併せてご覧ください。

【25卒・26卒】採用担当に聞いた!白岩工業から内定を出す新卒社員の共通点をご紹介

白岩工業では、「白岩工業で成長したい」という意思が重要だと考えているため、白岩工業では学生の皆さんとの会話を通して、一人ひとりのバックボーンや性格まで知ることを大切にしています。施工管理の仕事に求められる責任感や、仕事で必要なスキルを身につける研修、教育体制サポートを充実させており、求める人物像に合致する方は必ず成長し、仕事が好きになれることを約束します。
これからの人生において、長い方は50年近く仕事を行うことになります。人生の多くの時間を仕事に費やすのであれば絶対に仕事が好きな方が人生も楽しくなりますよね。

研修については、こちらも併せてご確認ください。

「採用と教育で日本一のサブコン」を目指す白岩工業の新入社員研修とは?

白岩工業で施工管理職として働く社員の声

実際に白岩工業で施工管理職として働く社員は仕事についてどのような思いを持っているのか、ご紹介します。

白岩工業社員インタビュー(井口さん/新卒入社)

現場を持つことに対する考え、難しさ、どんな思いで仕事をしていますか?

言われたことは言われた通りにできるように、とは思っていますね。
元請さんの計画は大変大きな視点でしたり、広い範囲の指示であることが多いため、細かい日程や作業の進め方などは私の方で考える必要があります。

そのため、まずは作業を進めるために細かく決まっていない部分を明らかにして、私たち現場で決められる箇所は決めて、確認が必要な箇所は確認を取ります。
それをさらに職人さんたちがやりやすいように段取りをつけたり、分かりやすい方法、理解しやすい方法を考えることに気をつけてます。

どのような時に施工管理のやりがいを感じますか?

私は公共の役に立つもの、 皆の役に立つものが作りたいという思いがあるので、皆が知ってるものを作って「あれ作ったよ」ということができて「すごいね!」と言ってもらえたら嬉しいですね。

もちろん現場での作業は長い期間行うものですし、どの現場も異なる難しさや大変さがあると思いますが、その分とても大きなやりがいがあります。
私は仕事自体も楽しかったですし、さまざまな現場で非常にいろいろなことを経験させてもらい、成長できたと感じています。

これからも後世に残るものを作っていきたいですね。

白岩工業社員インタビュー(高井さん/新卒入社)

現場を持つことに対する考え、難しさ、どんな思いで仕事をしていますか?

現場代理人になる前となった後では、やはり責任の重さが違います。
現場の皆さんに頼っていただいたり、僕の一言で作業全体に影響を与えたりするので、一つひとつの行動をしっかりと考える必要があると思っていますね。

安全は第一で考えていますし、工程、品質、原価など常にさまざまなことを考えながら、作業を進めるようにしています。

施工管理のやりがいはどこに感じますか?

施工管理の仕事自体に楽しさを感じています。
責任あることもそうですし、ものができる過程を自分で考えて、 その通りにうまくいった時は面白いと感じます。
職人さんとの関わりや、自分の頭の中にあったものが現実になることも、一連の流れが全て楽しさにつながっています。

まとめ

今回は施工管理の仕事できついといわれているポイントや、きつさを上回る施工管理のやりがい・魅力、施工管理に向いていないと考えられる人についてご紹介してきました。
施工管理の仕事は難しさや大変さ、責任の重さからきつい・やめとけといわれることもありますが、その反面スキルや知識を身につけ成長できる職種でもあります。

白岩工業では「施工管理になりたい」「現場で活躍したい」「圧倒的に成長したい」と考えている人をサポートする環境を整えています。
施工管理のやりがいや魅力を直接感じたい人はぜひ一緒に働きましょう。

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