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白岩工業の縁の下の力持ち!総務の仕事を知る座談会

今回は、総務の仕事に携わる3名にご協力いただき、座談会を開催。
白岩工業の総務の仕事内容や、働く魅力や面白さについて語っていただきました!

参加メンバー(敬称略)
・白岩 大地(経営企画部部長)
・青山 雄太郎(総務部課長代理)
・宮谷 はる菜(総務部)

 

——まずは自己紹介をお願いします。

青山:2011年に卒業後、白岩工業へ入社しました。最初は経理部に配属され、その後に総務部に異動しました。現在は総務部課長代理として所属しています。
主に、事務や庶務、法務、人事や採用、労務など、総務全般の業務に携わっています。実務の計画や管理なども行っていますね。

白岩:経営企画部部長として、白岩工業の本社に籍を置いています。
前職は経営コンサル会社で勤務しており、2019年10月に白岩工業へ中途入社しました。入社後は半年間現場に出て、現在は本社で勤務しています。

会社方針として、経営に大切な「人・モノ・金」の特に「人」を今まで以上に大切にしていく必要があるという考えがあり、部署間でのコミュニケーションを活性化させるために総務を中心としたあらゆる業務をおこなっています。

宮谷:2020年に入社しました。入社後は総務部に配属され、事務や庶務などの業務に携わっています。

——総務の仕事内容について教えてください。

青山:本当にいろいろなことをやっているので、仕事内容はこれですと伝えるのが難しいですね・・・

白岩:1日のスケジュールはどんな感じ?

青山:スケジュールも決まった流れがあるわけではないのですが、一例ですと、まず出社して、朝礼を行います。その後、フロアの見回りをします。何か問題や異常はないか全体的に点検していますね。
フロアの見回りが終わったら、実務業務に入ります。間に打ち合わせがある時もありますし、採用も担当しているので、学生向けに説明会などをおこなったりもします。

青山さんの1日のスケジュール(例)
08:10 出社
08:20 朝礼
08:25 フロアの見回り
08:40 書類や資料の処理や、実務業務
10:00 新卒採用の説明会の実施
11:00 書類の処理など
12:00 休憩
13:00 午前中の作業の続き
17:00 新卒採用の説明会の実施
18:00 残務処理・退社

白岩:実務業務は具体的にどんなことをするか教えてもらえる?

青山:例えば、資料作成や書類作成などを行います。採用であれば、今の採用状況や今後の指針についての報告や、説明会のための情報収集や資料作成を行いますね。
あとは、プロジェクトのスケジュールの進捗管理や確認、調整などを行うこともあります。
労務関係ですと、議事録や資料など、上長に確認してもらうための整理などをおこなっています。
その他ですと、行政担当の処理や、労働局、年金事務所との細かい処理などをおこなっています。

白岩:私は、会社の経営に携わること全般を行っています。「人・モノ・金」に関わることは基本全てに携わっていますね。

例えば、採用業務だと説明会から面接まで担当します。内定者に対する内定者フォローも私が中心となって対応しています。
現場で働く方とのコミュニケーションも大切なので、困りごとなどないか定期的に現場へ赴きヒアリングを行うこともありますよ。

会社のブランディングに関わることも行っています。今後、白岩工業の魅力をどう発信していくべきか、お客様に対してどう対応していくべきか、など、社内・社外ブランディングを活性化させるために活動しています。
他にも、部署間同士の交流を保つために業務提携を持ちかけたり、白岩工業のグループ会社の業務なども携わっています。

青山さんと同じ領域の部分もあるけれど、私はより経営や計画などに携わることが多いですね。

青山:そうですね。私はどちらかというと実務を処理していくことが多いですね。

白岩:私の場合は、会社方針から発生した付加価値的な案や、経営企画がメインになります。被っているようで被っていない感じかな。直接的な実務に関わるのは青山さん、宮谷さんですね。

宮谷:私は、事務処理や庶務業務がメインになります。あとは会社のブランディングに関する業務にも携わらせていただいています。

1日のスケジュールもその時に指示された業務内容によって変わってきますね。出社後はまず、フロアの清掃を行い、その際に備品チェックなども行います。印刷用紙など、足りないものがあれば補充します。
事務作業は労務処理が主になります。例えば作業員さんの給与関係ですね。社会保険の確認や、出勤の確認と入力を行い、その月の給与額を算出しています。
他にも助成金の書類作成なども担当しています。

事務処理が早く終わった日は、採用サイトのコンテンツ作成なども取り組んでいます。コンテンツは毎日書くのではなく、しっかりとテーマを決めて、1〜2ヶ月に1本公開できるように少しずつ進めていますね。

——3名はどのように連携しながら業務を進めているのでしょうか?

白岩:わかりやすくいうと、3人は上司と部下の関係です。そのため、業務で連携するというよりは、プロジェクト全体の流れの中で連携しているというイメージだね。
まず私から、会社方針や経営方針、プロジェクトの企画・概要などを2人へ伝え、それを実務に落とし込むための計画を立てるのが青山さん。要はディレクター的な役割ですね。
そして、実行していくのが宮谷さんになります。

青山:そうですね。私は、方針や企画に対して、実務に落とし込むためのフローやサポートなどを企画部長と相談しながら考え、計画していきます。実行の段階で動いてもらうのが宮谷さんや他の総務のメンバーになりますね。

実務を進める中で、計画通りに進まないこともたくさんあります。その際は、私へ相談がくるので、どう軌道修正するか、どう改善していくかなどを話し合いながら進めています。

——仕事をする上で、どのようなことを大切にされていますか?

白岩:企画部長という立場もあるので、私が一番会社方針を理解し、その上で今やるべきことや今後やるべきこと、この組織に不足していることは何かを見極めることを大切にしています。

また、自分自身でプロジェクトを完結させられる自信と責任を持つようにしています。
自分自身が計画から実行まである程度動けるスタンスでいることは、ものすごく大切なことですね。そこに関して妥協は一切しません。

社員とのコミュニケーションもとても大切にしています。やはり、人と人が働いているわけですから、日々のコミュニケーションによって、会社の良い雰囲気づくりや、個々人のモチベーション向上へつなげられると考えています。
社員とのやりとりでは、相手が今何を思っているのか、その時の感情に寄り添ったコミュニケーションができるよう、意識しています。また、メリハリのある働き方ができるよう、いい意味で緊張感を保てるような雰囲気づくりも心がけています。

青山:総務部が部署間のハブとして機能するような環境づくりを目指しています。
私が申し上げるのも恐縮ですが、白岩工業はやはり土木部が部署の中でも花形的な存在になるので、土木部を中心とし、部署同士を支える役割として総務部が存在できればと考えています。

また、他部署と連携して行う情報管理についても、日々意識しながら取り組んでいます。総務部は主に、会社のモノや資産などを管理しているのに加え、会社の情報管理も行っているのです。
この情報管理が難しく、情報の抜け漏れがないよう気をつけています。土木部にとっては瑣末な情報だとしても、経理部にとっては重要な情報だったということもあるので、横のつながりと縦のつながりをしっかりつなぐハブとしての役割を果たせるようやりとりしています。
他部署から総務部への印象として、質問しやすい、話しかけやすいような環境を整えることで、情報が集まりやすい環境を作ることができればと考えています。

他部署の方がどう考えているのか、相手目線に立ったコミュニケーションを取ることが、良好な関係を保つことにつながると思います。

宮谷:まずは、社外の方々に対して失礼のないよう対応することを心がけています。
総務部は電話対応や、本社へお越しいただいたお客様への対応などもしています。最初に社外の方と接することが多いので、会社に対する印象が悪くならないよう笑顔でいることや、明るく対応することを意識しています。

もうひとつは、現場の皆さんがいつでも気持ちよく働けるよう、いつも社内環境が良い状態になるように気をつけています。
当たり前のものがいつも当たり前にあることで、皆さんも本来の業務に集中できると思います。掃除のついでに備品のチェックをすることや、周囲の声を聞いて備品を補充することは日常的に取り組んでいます。

白岩:他人への気遣いへのアンテナをいつも張っておくことが大切だね。

——仕事で大変だと感じる部分、やりがいを感じる部分を教えてください。

白岩:私の立場で大変なのは、どんなことも目的や目標を持って取り組んでいく必要があることですね。他の社員へ仕事を依頼したり、打ち合わせすることが多々ありますが、ある程度の規模の組織になると、打ち合わせ一つも大変になってきます。

自分から企画を持ちかけるということは、責任を持って最後までやり遂げる必要があるので、ある程度私自身がフォローできる状態で進めていかないといけないですね。
ただ、それで組織が良くなればいいと思っています。それがやりがいですね。

総合職で入社してくれたら、私が話しているところまでじゃなくても、その一部は実感できると思います。
一つの仕事を成し遂げて、一緒にやり遂げた成功体験が生きてほしいですよね。チームの中に絆が生まれますし、もっと難しいことや新しいことに挑戦したくなると思います。

青山:総務の仕事はどちらかというと黙々と事務作業をするイメージだったのですが、想像以上にコミュニケーションを求められる仕事で、最初は戸惑いましたね。先ほどお伝えした通り、他部署との連携が重要になるので、とにかくコミュニケーションに気を遣いながら業務を進めていました。

総務の実務的なやりがいは、幅広い仕事ができることだと思います。本人のやる気次第でどんなことにも挑戦できます。
身近な人を支える仕事なので、みなさんに喜んでもらえたり、助かりましたと言ってもらえることが多いんですね。そういう時に、頑張ってよかったな、やってよかったな、と感じます。

白岩:そうだよね、お客様から「ありがとう」と言ってくださると、すごく嬉しいよね。

宮谷:それは私も感じます。

白岩:宮谷さんは大変なことや、やりがいはどう?

宮谷:企画部長と青山さんが回答されている時に考えたのですが、周りの方々に支えていただいているので、苦労なく進められていますね。

白岩:それはいいことだね。

宮谷:本当に皆さんには感謝しています。
やりがいは、今年で入社3年目になって徐々に自分一人でもできることが増えてきて、周囲からも少しずつ認めてもらえているかもしれないと思う時に、やりがいを感じます。

採用情報サイトのコンテンツを私が作成していることを皆さん知っているので、でコンテンツを更新すると、「あの記事読んだよ」や、「良い記事だね」、「もっとこうした方がいいよ」など、感想やアドバイスをいただけるんです。
次のコンテンツへのモチベーションになりますね。

白岩:実際、白岩工業の採用サイトは、求職者向けにコンテンツを公開していますが、社内外ブランディングとしての情報発信という目的もあります。
実際に社員の皆さんには読んでもらっていますし、お客様にも読んでいただいているので、実施してよかったと思っています。

——白岩工業の魅力を教えてください。

白岩:どんな人がいるかな・・・オンオフの切り替えがしっかりとしていて、仕事に対して妥協することのない真面目な人が多いかな?青山さんどう?

青山:会社としての魅力は、安定性が高いということがあると思います。あらゆる事業に携わっていますが、白岩工業はダムや鉄道、空港など、インフラを支える事業が多いんです。
これまでの実績もありますし、大型工事があるとメディアにも注目されることが多く、企業としてこれからも安定的に働けると思いますね。

働いている人に関しては、企画部長がおっしゃった通り、真面目な方が多い印象ですね。

白岩:本社、現場、営業所でやっていることも違うので、人によって気質や価値観も違いがあると思いますよ。共通して言えるのは、成長意欲が強い人が多いということかな。

真面目とか、成長意欲が強い人っていうと、厳しいイメージがあるかもしれませんが、厳しいだけでなく、皆さん責任感が強くて優しい人ばかりですね。最近は自主的にコミュニケーションをとって動いてくれる人も増えて、組織全体がいい雰囲気になっているなと感じています。

宮谷:皆さん優しいというのは私も感じます。白岩工業の本社に勤務している方は、役職がついていることが多いので、入社した時はものすごく緊張していたのですが、いざお話をしてみると、皆さん優しかったですね。
今は気さくに話しかけてくださる方もいらっしゃって、本社にあるバーカウンターでお酒を飲んだりすることもあります(笑)

白岩:本当?初耳(笑)そういう交流はいいね。

宮谷:はい(笑)部署や年齢関係なく話しかけてくださる方もいます。
あとは、若手が活躍できる会社だと思います。企画部長がお話しされていた通り、会社方針として「人」のことを今まで以上に大切にしているので、内定者フォローや新人研修などもしっかり取り組んでいます。
そのおかげもあり、新入社員のレベルは年々上がっていると感じます。

白岩:みなさん成長意欲があって、いろいろなことにチャレンジしようという意志が強くて嬉しいですね。若手社員が現場で活躍をする機会も増えていますし、若手社員の飛躍は誰もが実感しています。
だからこそ、社員同士や本社と現場で、お互いに本気で向き合うことが増えたと思います。それによる課題や悩みというのも増えましたが、組織が活性化していくためには必要なことですね。

これから総務として入社してもらう方も、基本的には本社勤務になりますが、やはり現場のことも知ってもらいたいので、現場を訪れてもらうこともあると思います。

あとは、最近本社が移転したので、新しくて綺麗というのも魅力でしょうか。詳しくは採用情報サイトで新社屋について紹介しているので、そちらをぜひご覧くださいね。

本社は広くなったことで、物理的距離ができたのですが、相手の机に行って話しかけることが増えて、相手を知ろうとする機会が増えたと思います。お互いの会話が増えたことでコミュニケーションも促されますね。
綺麗だからこそ、社員一人ひとりが良い職場環境を保とうとしているのも感じます。

「環境×人」をコンセプトにした新本社をご紹介!

——総務の仕事にはどのようなスキルが求められますか?

青山:繰り返しになってしまいますが、総務の仕事は専門領域に特化するというよりは、幅広い領域での仕事になります。その時々で業務のスイッチを切り替える必要があるので、マルチタスクが求められますね。

他部署との連携も多いので、その部署の考え方や相手の気持ちに向き合うことも必要ですね。自分の中で完結する仕事が少ないので、相手目線に立って考えることやコミュニケーションが求められます。

専門的なスキルはそこまで求められませんが、各部署がどういうことをやっているのか基礎知識はあると良いですね。ただスキルに関しては、入社後の内定者フォローや日々の業務で身につけていけるので、不安に思わなくて大丈夫です。
最初は与えられる業務をこなして経験を積むことも必要だと思います。まずは興味や意欲を持って仕事に取り組むことが大切ですね。

総務は組織の中であまり目立たない存在ですが、実は会社を支える大切な役割があります。我々の役割が何かを意識しながら働けるようになるといいですね。

宮谷:気配りができることでしょうか。やはり会社の窓口として、社内や社外問わず、いろいろな方と会話することや接することが多いので、会社として良い印象を持ってもらうための雰囲気づくりが求められます。
人としてだけでなく、会社の環境を整えるという意味でも気配りが大切ですね。清潔感といった社内の環境や、部品管理など、そういったことにもアンテナを立てていくことが必要だと思います。

青山さんのお話にもありましたが、総務は会社を支えるサポーター的な役割もあるので、誰かの役に立ちたいという想いが強い方が向いているかもしれません。
総務部で一緒に働いている先輩方を見ていると、自らいろいろなことに気がついて、進んで環境を良くしていこうとされているなと感じます。私も先輩方のそういった部分を見習って働こうと常に意識しています。

白岩:やはり一番求められるのは、人間性の部分ですね。青山さんが言っていたマルチタスクも、宮谷さんが言っていた気配りも、専門的なスキルというより、それまでの人生や仕事の経験によって培われるものですからね。
あとは、フットワークの軽さは大切ですね。常に業務内容や優先順位は変わってきますし、物理的にも本社だけでなく現場や営業所を訪れることもあるので、常に新しいことに挑戦しようという気持ち、自主的に動いていこうとする人がこの仕事に向いていると思います。

——今後の目標や挑戦を教えてください。

青山さん:一昨年に社長が交代されて、その際に社長からも、心機一転、会社の存続のために未来を考えていきたいという方針をお話しいただきました。
社長のお話の通り、歴史ある会社だからこそ、良いところは残し、新しいことをどんどん取り入れていけたらと思っています。

総務は他部署との連携も多く、いろいろな意見を吸い上げやすいです。すべてを受け入れることはできませんが、少しでも会社全体を良くするためにたくさんの部署や社員とコミュニケーションを図っていきたいですね。

宮谷さん:今、白岩工業では、採用と教育に力を入れていて、若手で会社を盛り上げていこおうという雰囲気があるので、私も若手社員として一緒に盛り上げていけたらと思っています。
今まで取り組めていなかった、社内や社外のブランディングに力を入れ、中途や新卒関係なくあらゆる人に白岩工業のことを知ってもらえたら嬉しいです。

白岩:総務は今、会社方針のひとつである「人」を大切にすることを担っている部署です。青山さんが総務は組織の中では目立たない存在と言っていましたが、今後は会社の中心となる部署へと成長すると私は思っています。
だからこそ、自分達がよりしっかりとした目的や役割をもって日々の業務に取り組んでいきたいです。

社内だけでなく、社外へ白岩工業の良さや魅力を発信していくことで、建設業界の中だけでなく、日本中に我々の存在をアピールしたいですね。
私が中心で動くからこそ、何事にも挑戦し、結果を出していきたいです。

——最後に、応募者へメッセージをお願いいたします。

青山:幅広い領域の仕事になるので、大変な部分ももちろんありますが、そこを乗り越えたら、人としてもビジネスマンとしてもものすごく成長できます。
会社の根幹となる部分に関われるので、将来的に会社経営に携わりたいと考えている人には本当に向いている仕事だと思います。
この座談会を読んでいただいて、少しでも興味が湧いた人はぜひ応募していただけたら嬉しいです。

宮谷:たくさんの経験や学びがある仕事ですし、自分自身の挑戦を周りの人が応援してくれる環境です。
何かやりたいことがある、何かに挑戦したいと考えている人はぜひきてください!

白岩:多くのことが求められる大変な仕事だからこそ、個人の成長にも直結しますし、会社の中枢を担う責任とやりがいを感じられます。
我々は業界日本一を目指しているからこそ、成長意欲がある方や、熱い思いのある方をお待ちしています!

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