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白岩工業の現場配属時の教育について紹介!

就活生の皆さんにとって、その会社では社員教育がどのように行われているのか、というのは会社選びの際の重要なポイントですよね。
白岩工業では「採用と教育で日本一のサブコン」を目指していることもあり、社員教育には自信を持っています!
ブログでもすでにさまざまな社員教育・研修について触れてきました!そこで今回の記事ではその次のステップとなる現場配属後の教育についてご紹介していきます!

本社での研修期間が終わると新入社員はそれぞれの現場へと配属され、それ以後は主に新しく現場の上長の下で様々な事を学びつつ業務に当たります。
白岩工業の現場教育とは?ということから、白岩工業ならではの本社・営業所・現場一体型のフォロー体制についても触れていきます!
さらに現場教育の実際について今年度の新入社員とその上長にお話を伺ってきましたので、是非ご一読ください!

現場配属時の教育について

白岩工業の研修は以下のような流れで行っています。

内定者フォロー、新入社員研修について詳しくはそれぞれブログをご覧ください!

不安を解消し入社後の研修の質を高めよう!白岩工業の内定者フォローについて

新入社員研修の内容を徹底にご紹介!

現場教育と聞くと一般的には現場社員のみが担当し、教えてもらいながら実践するイメージを持ちますよね。
対して白岩工業では本社・営業所・現場が一体となって新入社員の教育や育成方針について考えています

そもそも、採用活動や現場配属前の内定者フォロー、新入社員研修は本社が主に担当しているため、新入社員の性格などを一番理解しているのは本社の社員です。
現場配属後の教育を現場社員に任せきりにするのではなく、新入社員のことをよく理解している本社、そして営業所が一体となって教育に参加することで新入社員一人ひとりに合った内容・進度での教育が可能になります。

社員教育は会社や本人が成長するにあたって必要不可欠なものです。
白岩工業において教育とは、新入社員自身の成長を目的に実施するのはもちろんのこと、会社が目指す方向に本人を正しく導いていくために「スキル」「人間性(社会人にとって必要不可欠なもの)」を教育する、という目的もあります。

この「スキル」と「人間性」はバランスが大切で、どちらか一方に偏ってはいけません。
例えばスキルを持っていても人間性が欠けている場合、他者からの信頼を得ることができなかったり、部下の教育を任せたりすることができません。その逆の場合でも、人間性が高いのは素晴らしいことですが、スキルが伴わないと残念ながら社会においてはそれだけでは通用しません。

白岩工業では「スキル」×「人間性」という概念を大切にして両方が高いレベルで、かつバランスを取れるように内定~現場配属後の教育を行っています。
※「スキル」×「人間性」のバランスができている人は、どんな業界・会社でも活躍できる、本当の意味での「仕事のできる人」です!

本社×営業所×現場三位一体の取り組みとは!?

新入社員は現場配属後、その現場に出社することになります。本社・営業所の社員は新入社員と毎日一緒にいられるわけではないため、本人の様子や教育状況を把握することができません。

そこで白岩工業では「チャレンジシート」「教育計画書」を用いて新入社員の状況を本社・営業所・現場で共有しています。社員教育の進捗状況を互いに共有し合うことで、現場にばかり教育を任せるのではなく、各所一体となって教育に参加することができます。
また、新入社員のことを内定時代から知っている本社(人事担当者)も参加することで採用~教育まで責任をもって見守ることができる仕組みにもなっています。

チャレンジシート(例)
社会人とはの土台成長ツール

社員育成計画書(例)
若手社員の教育ロードマップ

さて、「チャレンジシート」と「育成計画書」をざっくりと説明すると、チャレンジシートとは社会人として当たり前の土台となる人間性(人格)形成のためのツール、育成計画書は現場で必要となるスキルを順序良く効率的に身に着けるための計画書です。

施工管理職は人との関わりが多い仕事のため、他人への気遣いやコミュニケーション能力など、人としてできて当たり前の事がより一層大切になってきます。
また、社会人は仕事へのスタンスや取り組み方一つでその後の成長が変化したり、あるいはその人の人間性や考え方が仕事のクオリティーに大きく寄与します。
だからこそ、白岩工業では人間性にも焦点を当てて教育に取り組んでいます。

また、現場では必要となるスキルや土木の知識が沢山あるので順序良く効率的に身に着けていかなければなりません。鉄道工事や道路工事などといった工種によってその時に必要となるスキルも違うので上長(現場教育担当者)と本社、営業所が一体となって育成計画書を作成しています。

現場教育に密着!

今回は横浜湘南道路トンネル工事に配属された、新入社員の加藤さんと、その上長である岡留所長にお話を聞いてきました。

横浜湘南道路トンネル工事の岡留所長(右)と加藤さん(左)に密着!
現場教育への取り組みについてインタビューしてきました!

加藤さんには現場に配属されてからの業務内容や1日のスケジュール、岡留所長からどのように現場の事を学んでいるのかを、また、岡留所長へは新入社員教育の取り組みや工夫、新入社員に期待することなどお伺いしました。

新入社員の加藤さんへインタビュー

Q1どのような仕事(現場)か、一日のスケジュールについて教えてください

私は横浜湘南道路トンネル工事(シールド工法)の現場に配属されております。一日のスケジュールは表の通りです。

07:15 協力会社との打ち合わせ、メールチェック、予定確認
08:00 朝礼 現場作業・現場管理
12:00〜13:00 昼休憩
13:00〜13:30 作業間調整打合せ(午後と翌日の作業予定の確認)
13:00〜13:30 現場作業・現場管理
17:00 内業作業(KYK※の作成、作業日報の作成など)
※KYK…危険予知活動の略
職場で起こりうる災害を未然に防止するための活動のこと

 

当日は加藤さんが現場を案内してくれました!

Q2どのような教育を上長より受けていますか

上長の教育方針は、まず社会人としてできて当たり前である報連相を徹底すること。そして何事にもチャレンジをし、数多くの経験を積むことの2つです。
そして、チャレンジしたことや日々の経験などをノートや日報に記録して振り返るようにとご指導いただいております。

Q3大変なところややりがい、特に楽しいこと

今年の夏は特に暑かったため、屋外での作業では体が気温の変化に慣れるまでが大変でした。
やりがいや楽しさとしては、物事が少しずつできあがっていく過程を近くで見られる事です。
建設業では完成品の形は設計の段階を経てあらかじめ決まっていますが、完成に至るまでの施工方法は人によって工夫するポイントが異なるため様々な施工方法を学ぶことができます。
日々発見があり、新しい施工方法を知ることができるので、楽しみながら施工管理の仕事や土木の知識を勉強しています。

Q4自分の成長が実感できたこと

職人さんたちの会話の内容が分かるようになってきた事です。
現場へ配属された直後は、道具の名前や用語などが全く分からず、職人さんたちの話しについていけない場面もありました。
しかし、日々現場で過ごすうちに、次第に道具の名前や用語などを覚えていき、少しずつですが話の内容を頭の中で想像できるようになりました。
今でも曖昧な時はありますが、完成物を見て、「あの時の会話はこれか!」と納得できるようになり、配属直後の自分と比べると成長できていると感じます。

Q5将来の目標

将来の目標は一人で現場を管理(SQCDE)できるようになる事です。
将来、岡留所長が私の現場に来た時、「どうぞ、お茶でも飲みながらゆっくりしていってください!」と言えるようになりたいです。
現場では後ろをついて回るので精一杯ですが、将来的には叶えたい目標です。

【加藤さんインタビューへのご協力ありがとうございました!】

加藤さんの上長 岡留所長へインタビュー

Q1どのような仕事(現場)か、一日のスケジュールについて

仕事は、地下シールドマシン呼ばれる機械でトンネルを掘り約5.4㎞の高速道路を作る工事です。
一日のスケジュールは、日中は現場作業として作業の打ち合わせから現場の管理・調整の業務、現場作業終了後は翌日の仕事の準備・事務処理の業務を行っています。

Q2どのような教育を行っているか

まずは現場に慣れてもらいどんな風に物を作っているか感じてもらうことを念頭に置いています。
また常に新入社員と一緒に現場を行動することを心掛け、一緒に作業を行い、作業方法を教え慣れたら一人で作業を行わせ仕事を覚えて作業ができた時の喜びを感じてもらうことを大切にしています。

Q3新入社員と接する上で(教育する上で)意識していること

仕事は常に危険と隣り合わせで過酷で厳しく大変ですが、その中で楽しんで仕事をしてもらうことに意識しています。

Q4新入社員に期待すること

気づかい・心遣い、人を敬う気持ちを忘れず 自分の仕事に誇りを持ち楽しんで仕事をしていってほしいです。
この人なら任せられる、ついていこうと信頼される現場監督になってほしいです。

Q5今後の目標

引き続き現場で事故災害を起こさず作業する人が気持ちよく安全に仕事ができる環境を作っていきたいです。
また、現場の人間にとって現場の仕事が営業なのでこの人なら任せられる、またこの人にお願いしたいとお客様からリピートされるような人材を育成していきたいと考えております。

人材育成に対する熱意が伝わってくるようなインタビューでした。
岡留所長ありがとうございました!

加藤さん、岡留所長、インタビューへのご協力ありがとうございました。
白岩工業では教育に力を入れていますが、その中でも岡留所長は特に教育に対して熱血的な方です!このような上長の下で学ぶことができる新入社員は恵まれていますね!

まとめ

今回の記事では現場配属後の教育制度についてご紹介しました。
白岩工業ではスキルと人間性の両方に焦点を当て、本社・営業所・現場が一体となって教育や育成方針について考え、会社全体で新入社員教育に参加しています。
これからも新入社員一人ひとりに寄り添った、本人の為になる教育を目指していきます!

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