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2級土木施工管理技士とは? 資格の取得方法やメリット、就職先まで徹底解説!

皆さんは2級土木施工管理技士という資格を知っていますか?

土木施工管理技士は工事現場では欠かせない主任技術者になるための必須資格です。
1級とは異なり比較的小規模な工事現場を担当しますが、土木施工管理のプロであることに変わりはなく、1級土木施工管理技士を目指すためにも取るべき資格であると言えます。

今回は資格の取得方法や資格を取得するメリット、おすすめの就職先まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

2級土木施工管理技士とは

2級土木施工管理技士とは土木工事の施工計画を作成し、現場での工程管理や品質管理、安全管理などを適切に実施する為に必要な資格です。

2級土木施工管理技士は、建設業者の営業所における「専任技術者」及び工事現場における「主任技術者」となることが認められています。

2級土木施工管理技士と1級土木施工管理技士の違い

1級土木施工管理技士は大きな土木工事の施工管理、2級土木施工管理技士はそれに比べて小規模な土木工事の施工管理を行います。

また、「監理技術者」は1級の資格を保持していないと名乗ることができません。

そして、2級土木施工管理技士、1級土木施工管理技士はどちらも実務経験が必要になりますが、受験資格に必要な実務経験年数が違っています

2級土木施工管理技士の資格を取得するためには

受験資格を満たす

2級土木施工管理技士の受験資格は学歴によるものと実務経験によるものの2つがあります。
第一次検定だけであれば、規定の年齢である17歳以上であれば誰でも受けることが可能です。

ですが、二次検定では2級土木施工管理技術検定・第一次検定の合格者で、次のいずれかに該当する者と表記があります。
より詳しい受験資格はこちらをご覧ください。

2級土木施工管理技術検定について

試験を受ける

第一次検定は四肢択一のマークシート方式であり、全部で40問、1問1点の学科試験となっています。
合格基準は例年「60%以上の正解」です。

第二次検定は記述式の問題で受験資格に実務経験が必要です。
問題数は7問ですが、配点は公開されておらず、一次検定と同様に得点60%以上が合格となっています。

資格勉強のために市販の問題集やアプリなどもあるため、解説までしっかりと読み込み繰り返し勉強することが合格への近道でしょう。

2級土木施工管理技士の資格を取得するメリット

主任技術者になれる

2級土木施工管理技士は一般建設業である元請業者で下請契約を行う請負代金が4,000万円未満、または下請のみの業者の主任技術者として認められます。

主任技術者は各現場に配置することが義務付けられている為、2級土木施工管理技士の資格保有者は企業からのニーズが高い傾向にあるでしょう。

また、2021年4月1日の施工管理技士試験制度の改正により、第一次検定に合格すると技士補の資格が与えられます
2級土木施工管理技士補は具体的に何かの補佐ができる資格ではありませんが、資格手当や今後のキャリアアップに有利になるでしょう。

1級土木施工管理技士を目指せる

土木施工管理技士は明確なステップアップを目指すことができる資格があります。
2級土木施工管理技士はその上に1級土木施工管理技士という資格があり、1級土木施工管理技士を取得することでさらに大きな工事現場で「監理技術者」として働くことができます。

令和3年度から2級の第二次検定合格者であれば、1級土木施工管理技士の第一次検定に実務経験の有無に関わらず挑戦できるようになりました
そのため、最短で1級土木施工管理技士を目指したい方はまず、2級土木施工管理技士の資格を目指しましょう。

昇給や転職に有利になる

2級土木施工管理技士の資格を取得することによって様々な立場で工事に関わることができるようになった際、昇進や昇給、また、資格手当が出る可能性が高くなります。

また、実務経験が必要な資格であり、企業においても求められている人材であるため、転職においても有利になるでしょう。

自身のキャリアアップを目指したい方はぜひ取得しておくことをおすすめします。

2級土木施工管理技士の就職先

建設業にはさまざまな企業がありますが、白岩工業ではダムやトンネル、鉄道や道路などのインフラと呼ばれる工種を主に建設しております。
大きな仕事に関わりたい、インフラに関する仕事に興味がある方にとって活躍できる企業です。

また、白岩工業では「採用と教育で日本一のサブコン」を掲げており、採用から人間形成まで一貫した人材教育に力を入れています。
その一環として、若手のうちから活躍できる職場づくりを目指しており、新卒の内定者には、2級土木施工管理技士の第一次検定を内定期間中に受験し、2級土木施工管理技士補を取得できるようサポートしています。
資格の取得やキャリアアップを考えている方、工事現場に積極的に関わりたい方はぜひ、検討してみてください。

人事担当のメッセージ

土木施工管理技士は、白岩工業だけでなく土木の施工管理に携わる上で社会的信頼のある資格なので、絶対にとってほしいです!
白岩工業では内定者の段階で2級土木施工管理技士の学科取得を目指します。そのような早い段階で資格が取得できる会社はそうそうないので、入社した時点で他の就活生よりも良いスタートを切ることができるのも当社の魅力です。

資格の取得は当たり前のことだと思います。大切なのは取得した資格をどう活かすか。
その先の成長のための通過点として確実にとっていきましょう。

白岩工業では、試験内容はもちろん、参考書を活用した勉強方法などを伝えています。
また、受講代も支援。内定者が全員資格を受験できる土壌は整っています。ちなみに、24卒の内定者は全員合格という結果でした!

その他に必要な資格は、内定者研修や新入社員研修の中で都度取得してもらいますので、現場で役立つスキルが早く身につきますよ。
詳しくはこちらの記事もぜひご覧ください!

施工管理が取るべき資格とは?白岩工業の新入社員研修を参考におすすめの資格を一挙紹介!

まとめ

2級土木施工管理技士を取得することで、関わることができる工事現場も増え、自身のキャリアアップにも必ず役に立ちます。
2級土木施工管理技士の一次検定の受験資格は17歳以上です。合格すると、2級土木施工管理技士補を取得できるため、まずは一次検定の受験を検討してみましょう。

より大きな現場で働きたい方、自身のスキルを身につけたい方はぜひそれ以上の資格取得を目指してみてください。

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