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施工管理に転職したい!未経験からでも施工管理で働く方法や仕事の魅力を解説!

建設業界で重要な役割を担う「施工管理」ですが、実際に職種を聞いたことがあっても、どんな仕事をしているのか、どうやったらなれるのかわからないといった方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、未経験でも建設業界で活躍したいという人に向けて、施工管理に転職する方法を解説。
未経験の人が身につけるべき知識や、施工管理のやりがいを紹介していきます。

施工管理とはどんな仕事?

「施工管理」とは、工事がスムーズに進むよう現場の管理を行う仕事のことで、現場監督とも呼ばれています。
施工管理では、「QCDSE(Quality:品質、Cost:原価、Delivery:工期、Safety:安全、Environment:環境の5つの頭文字を取ったもの)」が特に重要とされており、建設現場では一つも欠かすことができません。
特に大きな機材を扱ったり、高所での作業だったり常に危険が伴う建設現場では、SのSafety(安全管理)は何よりも最優先項目であり、必須項目といえるでしょう。

現場全体を管理するのは大きな責任が伴う一方で、施工が完了したときの達成感はひとしおで、大きなやりがいを感じられる仕事でもあります。

施工管理(現場監督)の詳しい仕事内容については、下記で解説していますので、興味がある方はぜひこちらもご覧ください。

施工管理(現場監督)ってどんな仕事?仕事内容や基礎知識を解説!【前編】

未経験から施工管理を目指すために

異業種からの転職を考えている方や、未経験から施工管理になりたいと考えている学生の方は、自分自身がこの業界に向いているのか気になる方もいらっしゃるでしょう。

まず、施工管理の業務は職人や作業員との連携が重要ですので、コミュニケーション能力は必須。加えて作業ミスや悪天候によって計画通りにいかないことも多々ある業界ですので、状況に合わせて臨機応変に対応できる人、この2つを苦にしない人は、施工管理の世界で活躍していける人材といえます。
また、建設物が完成するまでには多くの時間と労力が必要ですし、転職後は施工管理技士資格の取得を目指したりと、いろんなシーンでコツコツ努力を積み重ねていける人、前向きに学んでいける人も施工管理向きの人材といえるでしょう。

施工管理にも種類がある

施工管理と一口に言ってもさまざまで、国家資格である施工管理技士はなんと7種類もあります。

建築施工管理技士

一軒家から商業施設のような大規模なものまで、建築現場全体の施工管理を行うための資格
(例)マンション、住宅、オフィスビル、公共施設、商業施設など

土木施工管理技士

人々の生活を支えるインフラ整備の施工管理を行うための資格
(例)道路、トンネル、ダム、河川、橋など

管工事施工管理技士

水道・ガス・空調設備など、建築物の配管工事に携わるための資格
(例)冷暖房設備、下水道配管、ダクト、公共施設、商業施設など

造園施工管理技士

その名の通り、造園に関わるさまざまな工事の施工管理を行うための資格
(例)公園、庭園、学校、道路の街路樹・植え込みなど

電気施工管理技士

電気工事の施工管理を行うための資格
(例)発電所、変電所、道路・鉄道の信号設備、など

電気通信工事施工管理技士

2019年に新設された新しい資格で、電気通信工事の現場で施工計画を行うための資格
(例)固定電話、携帯電話、インターネット、社内LAN、AI(人工知能)処理設備など

建設機械施工管理技士

建設機械を扱うスペシャリストとして、使用する工事現場の施工管理を行うための資格
(例)ブルドーザー、油圧ショベル、モーターグレーダー、アスファルトフィニッシャーなど

施工管理は資格がなくても挑戦できる

施工管理は、専門資格を持ってなくても挑戦することができる業界です。
よく施工管理の募集要項に「施工管理技士」と書いてありますが、これは国家資格であり、実務経験がないと取得することができません。
そのため、まずは無資格からキャリアをスタートさせる方もたくさんいますし、実際に白岩工業でも、入社後に土木施工管理技士2級の資格を取得できるよう、研修でサポートを行っています。

ただ、施工管理技術検定の第一次検定に合格すると取得できる施工管理技士補(技士補)は、未経験(2級は17歳、1級は19歳以上)でも受験可能になりましたし、施工管理のスペシャリストとしてキャリアアップを目指すなら、1級の施工管理技士の資格が必要になります。
資格がなくても挑戦することができますが、事前に準備できるものもあることを、併せて覚えておきましょう。

施工管理は未経験歓迎の求人も増加している

施工管理は必要不可欠にも関わらず、現在は建設業界全体が深刻な人材不足に悩まされており、未経験者歓迎の求人も増加傾向にあります。
また、体力勝負ということもあり、これまで男性が中心だった建設業界ですが、少しづつではあるものの、働き方改革が進んだことで最近は女性の技術職も増えてきました。
将来的に資格を取得する必要はありますが、男女の性別や文系理系の学部問わず成長したい、本気で目指したいという考えがあれば挑戦できる業界です。

特に施工管理は実務経験が必ず必要になってくることから、入社後に研修や現場経験を積むことで成長していく流れが確立されており、未経験から全てを任される仕事ではなく、未経験からでも確実にキャリアアップを目指すことができる職種といえるでしょう。

出典:令和2年建設業活動実態調査の結果

施工管理の魅力

施工管理は大きな責任が伴う仕事ですし、難しさを感じる場合も多々ありますが、その反面達成感を感じるシーンも多く、仕事の面白さや魅力も大きい職種です。
ここからは、施工管理の魅力をいくつか紹介していきます。

作ったものが残る達成感

ものづくりを行う仕事の中でも、インフラやビルの工事は大規模であり、同じものを二度作ることはほとんどありません。
少しずつ完成に近づいていく工程はもちろん、完成した建造物は地図に残り、何十年も人々が利用します。
その時の達成感は、工事現場に携わった人間にしか味わえない特別なものになるでしょう。

人の生活を支える仕事

工事現場は多岐に渡りますが、住宅やマンション、商業施設や道路・トンネルといったインフラなど、そのどれもが私たちの生活になくてはならないものです。
そのため、施工管理は社会貢献性が高く、人の役に立っているという実感を得られる仕事だといえるでしょう。

成長し続けることができる

施工管理は、専門的な知識を身につける必要があるだけではなく、工事現場に応じたコミュニケーション能力や対応力が求められる仕事です。
多くの人たちと関わり、現場経験を積み、さまざまなトラブルを解決してゆく中で、施工管理者として大きな自信と実力を手に入れていきます。
実務経験を積めば、1級施工管理技士の受験資格を得ることもできますし、自身の成長と努力が国家資格として形に残るのも、施工管理の魅力といえます。

採用と教育で日本一のサブコンを目指す!白岩工業の施工管理

白岩工業では「採用と教育で日本一のサブコンを目指す」をスローガンに掲げ、新卒で入社しても異業種から転職されても、充実したフォローで成長を目指すことができる体制を整えています。

また、「若手が大活躍できる会社」をコンセプトに、安定感のある白岩工業をこれからさらに成長させるため、常に「ベンチャー気質」な気持ちを忘れずに成長を目指しております。
挑戦意欲のある人、とにかく成長したい人にはピッタリの会社ですので、ぜひ白岩工業の施工管理のページもご覧ください。

施工管理(現場監督)のやりがいや魅力とは?白岩工業での働き方についても紹介!【後編】

まとめ

施工管理は未経験からでも、入社時に資格を持ってなくても挑戦できますし、挑戦したい意欲や大きな目標を持って取り組める人であれば、確実に成長できる職種です。
未経験者を歓迎している求人も多いですし、実際に入社後の研修を通じて必要な知識や経験を身につけ、キャリアアップを目指していきましょう。
白岩工業でも、20代で圧倒的に成長したいと考えている人材を求めていますので、施工管理を目指している方、私たちと一緒に白岩工業で日本一のサブコンを目指してみませんか?

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