Person 白岩工業社員インタビュー(井口さん/新卒入社)
自己紹介をお願いします。
白岩工業には7年勤めており、現在は羽田アクセス線シールド工事に従事しています。
入社理由を教えてください。
建設業界を志したのは、建設業について勉強する機会があった時にものづくりに興味が湧いたことがきっかけです。
知名度が高く規模の大きいものを創ることに魅力を感じました。
前職の方から紹介をいただいたご縁もあって、建築よりも土木が強い白岩工業に入社しました。
入社当時は建設現場に入るという経験がなかったので、見るもの全てが初めてでとても新鮮な印象を受けたことを覚えています。
仕事内容について教えてください。
現在は羽田アクセス線シールド工事の現場管理を行っています。
こちらの現場はシールドマシンの発進立坑を施工する現場です。
実作業としては元請さんの計画に従って、職人さんに作業の振り分けや指示を行うなど現場全体を幅広く管理しています。
現場を持つ難しさはありますか?
現場で日々行う作業に関しては、あまり変わってないです。
その代わり、今までより考える期間が長くなりましたね。
今までは1ヶ月、2ヶ月のスケジュールを見据えて作業を考えていたのが、1年、2年先を考えながら作業の管理を行っています。
また、会社の利益などお金に対して考えるべきところも大きな違いです。
白岩工業の代表として現場にいるため、責任感はより大きくなりました。
現場を持つことに対する考え、難しさ、どんな思いで仕事をしていますか?
言われたことは言われた通りにできるように、とは思っていますね。
元請さんの計画は大変大きな視点でしたり、広い範囲の指示であることが多いため、細かい日程や作業の進め方などは私の方で考える必要があります。
そのため、まずは作業を進めるために細かく決まっていない部分を明らかにして、私たち現場で決められる箇所は決めて、確認が必要な箇所は確認を取ります。
それをさらに職人さんたちがやりやすいように段取りをつけたり、分かりやすい方法、理解しやすい方法を考えることに気をつけてます。
1日の流れを教えてください。
今の現場では8時朝礼なので、始業開始前にその日の出勤の人数や現場の状況に変更がないかを確認して、特に変更がなければ午前中の作業を進めていきます。
11時半頃に元請さんや他の業者さんたちを交えた打ち合わせを行い、次の日の作業内容を確認した後に昼食を取ります。
午後の作業終了後は、現場の事務所で、その日の作業や次の日の作業のまとめであったり、それ以降の作業の計画を確認し、18時頃に退勤するような流れで過ごしてます。
作業内容によっては1日現場にいたり、朝の説明だけで分かる作業であれば自分は事務所でその先の計画をしたりといった違いはありますが、大まかにはルーティンワークであることが多いです。
羽田アクセス線工事の難しい部分を教えてください。
今の状況では先が見えないことも多く、作業をやってみて初めてその後の流れが決まることもあります。
先の計画が立てづらかったり、先の流れが読みづらい部分は苦労してるところです。
また、空港の特性上、滑走路に物が飛んでいくことが絶対にないように気を付けなくてはいけない部分や、近隣の警察署の敷地内での作業もあるので関係の調整など、周りに気を遣った作業を行う部分が羽田アクセス線工事の特性だと思います。
ご自身のキャリアアップについて教えてください。
入社当時は神奈川の日吉の鉄道工事に配属されて2年半実務経験を積みました。
その後、 千葉営業所の東海第二発電所の現場に配属されまして、原発内での工事を3年半 ほどやりました。
それからも茨城や千葉などさまざまな現場で作業を進めつつ、課長代理に昇進いたしまして、2024年4月から今の羽田アクセス線工事の現場で現場代理人として勤務しています。
入社した当時からガスや作業に関係する資格や現場を管理する上で必要な資格など、さまざまな資格を取得していきまして、 茨城に所属している時に2級土木施工管理技士を取得しました。
当時の受験資格を満たして、最短で受けさせていただき取得した形になります。
また、今年が1級土木施工管理技士を受けられる最短の年になるので、挑戦しています。
どのような時に施工管理のやりがいを感じますか?
私は公共の役に立つもの、 皆の役に立つものが作りたいという思いがあるので、皆が知ってるものを作って「あれ作ったよ」ということができて「すごいね!」と言ってもらえたら嬉しいですね。
もちろん現場での作業は長い期間行うものですし、どの現場も異なる難しさや大変さがあると思いますが、その分とても大きなやりがいがあります。
私は仕事自体も楽しかったですし、さまざまな現場で非常にいろいろなことを経験させてもらい、成長できたと感じています。
これからも後世に残るものを作っていきたいですね。
白岩工業はどのような会社ですか?
白岩工業では現場に対する制約が少ないので、現場の細かい内容を営業所や本社の方にひとつずつ確認を取ったり、指示をもらわなくてはいけない、ということがほとんどないです。
自分で考えて、自分のやりたいようにその現場を運営していけるというのは魅力だと思います。
その分責任感もありますし、現場を円滑に進める必要があるので、職場の雰囲気はできるだけ悪くしないようには心がけてます。
特に協力会社の職人さんたちとはできるだけコミュニケーションを取り、関係性を構築することには努めていますね。
5年後の目標を教えてください。
5年後何をしているか、あまりイメージが湧きませんが、ただ、5年後は今の現場が事故なく無事に終わっていたらいいなと思います。
応募者の方にメッセージをお願いします。
白岩工業では公共に関わる大きな現場で管理者として関わることができる責任とやりがいがある環境があります。
初めは不安かもしれませんが研修や現場で積む経験を通して、必ず成長できますよ。
物作りをする達成感を感じたい人や責任のある仕事をしたい人は一緒に頑張りましょう。
人事担当からのメッセージ
現在、井口さんが担当している現場は、建設現場の前段階の作業に取り掛かっており、通常の工事現場とは異なる点や難しさもあると思います。
ですが、どのような現場であっても一番楽しそうに仕事をしているのが井口さんなので、今後もやりがいを持って前に進んでくれたら嬉しいです。
井口さんは期待されている若手世代の中でも、筆頭に立って歩んでくれているので、これからも皆を引っ張ってくれるでしょう。
活躍している先輩に
求められること
どの企業でも活躍している方には共通点があります。
白岩工業においては誰もが活躍していますが、そのような活躍している先輩の共通点を見ていきましょう。
- 会社理念を理解し、
他者を尊重することが出来る - 感謝、謝罪、挨拶、思いやりなどの
道徳的な常識は絶対に持ち合わせていること - 他者を思いやり、お互いに協調性を重視し
助け合いを約束すること - 日本の中でも代表的な工事を行っている会社の社員としての誇りと自覚を持つこと
- 社会貢献と現場の安全を
一番に考えることが出来ること - 温故知新の精神で、
挑戦と協調の文化を理解していること