Person 白岩工業社員インタビュー(鈴木卓さん/新卒入社)
働くことのやりがいについて
ものづくりに一所懸命になれる事がやりがいだと考えます。大規模ダムを建設する前は、大きくて有名な現場に携われれば良いという想いでしたが、今は創っているものがどんな役割があり、どんな効果をもたらすのかを考えています。それがわかれば自ずと考え真摯に取り組める気がします。また、常に創るものが変わるので、自分の力を発揮する事で可能性が拡がることもやりがいを感じます。
業務内容や難しさ、どんな思いで仕事をしているか
現在は、ダム支流に隣接した河川よりダムへ取水、放流する導水路工事(躯体構築工事)の現場代理人として従事しています。また、八場ダムは自分の想像以上に大変な工事でした。
しかし、完成した時に涙が溢れました。ものづくりは携わった人間にしか経験できないことがたくさんあります。メディアで取り上げられる様な大規模工事に携われることは少ないので、本当に良い経験になりましたし、次のものづくりにこの経験を繋げていこうと思いました。工事の進捗に合わせ早出、残業、休日出勤があり、社員の配置人数の少ない現場は法的にも配置が必要で休めないこともあります。現場の流れに合わせてスムーズに進むような段取りをしなくてはいけないので休み時間を割くなど、初めての人は大変に思うかもしれません。しかし、それも自分の動き方次第で改善されますし、働き方改革などで改善する方向に向かっていると思います。
後輩への指導について、自分の役割をどのように考えているか
この業界・会社に入ったわけですから、やりがいをもって働いてもらうこと。人をつかうという事がどういうことかを分かってもらうこと。また、仕事ですから給料が発生します。安い高いという前に稼いでもらえるようになってもらうことを意識しています。
職場の雰囲気やプライべートについて
先輩や作業員も人間なので、合う合わないがあります。しかし、目標は物を創る事です。法に触れるような事以外は自分の努力次第です。色々な先輩にお世話になっていますが、良い所も有れば悪い所も有ります。一番大切なのは現場の雰囲気が良いか悪いかを見定める事です。私も先輩に怒られて不貞腐れている時に作業員に笑いながら宥められたりしましたし、先輩が私のミスを必死に謝ってくれている時もありました。良い雰囲気を作れる人間になる事が大切です。単にコミュニケーションとくくらず、きちんと対話をして、お互いが思っていることを確認しながら事を進める事が大切だと思います。また、プライベートでは、家族と一緒に過ごしたり、ゴルフや釣りに行くこともあります。
今後の目標を教えてください
会社で働く若い人達に馬鹿にされない様に、現状に満足することなく、出来るだけ多くの資格取得や仕事の鍛錬をしていきたいです。そして、「もう、あなたはこの会社にいらない」と言われるぐらい、会社に優秀な人間が揃う事が一番の目標です。
これから入社を考えている方へのメッセージ
現場の職人さんの命を守ることも我々の仕事の一つです。安易なミスで目の前にいた人が突然姿を消し、目の前には姿を消した人を悲しむ家族や子供が立っています。物を創る事は誰でも出来る訳ではありませが誰かが創ります。亡くなった人はもう二度と戻りません。我々のものづくりも一度きりで同じものは創れません。それだけ真剣に取り組んで、初めて物ができ上ります。自分の力で本当に色々と広がる会社です。中途半端な気持ちではなく考えをもってものづくりを楽しみたい人に選んでいただきたいです。
活躍している先輩に
求められること
どの企業でも活躍している方には共通点があります。
白岩工業においては誰もが活躍していますが、そのような活躍している先輩の共通点を見ていきましょう。
- 会社理念を理解し、
他者を尊重することが出来る - 感謝、謝罪、挨拶、思いやりなどの
道徳的な常識は絶対に持ち合わせていること - 他者を思いやり、お互いに協調性を重視し
助け合いを約束すること - 日本の中でも代表的な工事を行っている会社の社員としての誇りと自覚を持つこと
- 社会貢献と現場の安全を
一番に考えることが出来ること - 温故知新の精神で、
挑戦と協調の文化を理解していること